9月19日(金)2日目
日の出は7時頃、朝は少し冷え込むので長袖は必須。キャンプ場を出て、セーヌ川沿いを軽く散歩する。川の水は、街中を流れているのに意外と澄んでいてきれい。
天気は、晴れ時々曇り
朝食を取った後、岩場に向かう。宿からは、各エリアまで10~20kmそこそこ。
車を運転させてもらう。
初めての、左ハンドル、右手でのシフト、ウインカーとワイパーが逆、右側通行とラウンドアバウト。
初めての、左ハンドル、右手でのシフト、ウインカーとワイパーが逆、右側通行とラウンドアバウト。
何度か左側を走ろうとしたり、ワイパーを動かしたり・・・右側の車幅間隔も違和感ありまくり。
減速時のシフトダウンは、何速に入っているのか判らなくなってしまう。それぞれ、意識しながらの操作しないと正しくできない。
特に大変だったのは、初めてのラウンドアバウト通過時。
減速シフトダウン、左側見て侵入、環道にはいったら、脱出する右折場所を見つけて、すかさず右ウインカーを出して右後方確認後に右折しなければならない。
シフトミスをして、高いギヤに入れたままガックンガックン、ワイパーを動かしパニック、結果間違った所に脱出。
免許取り立ての時より酷い状態で、凹む。周りの車には、随分迷惑をかけてしまったのではないかと思う。
同乗していた二人はもっと怖かったんだろうが、サポートしてくれた。ありがとう。
何度か通ると、少しずつではあるが慣れてきた。
朝だからか、例のお姉さん達の姿は見えない。やっぱり・・・。
キュビエ(CUVIER(Bas))
入口は公園の玄関のようで、駐車場もしっかりある。乳母車で散歩を楽しむ親子もいたりして、ごく普通の公園風景。
下地は平らの砂で、ボルダー群のまわりはシダが生えている。
山手線の内側の面積にボルダーが点在する規模だそうで、日本じゃ信じられない光景。
トポにあるだけでも7000課題と、一生かけて登るどころか、触ることすらできないかもしれない位の数。
トポにあるだけでも7000課題と、一生かけて登るどころか、触ることすらできないかもしれない位の数。
今回は、やさしいや奴を登りまくるか、限界グレードを頑張るか?
一つの岩を順番にやっているようではだめで、ツマミ食い方式でやろう。
一つの岩を順番にやっているようではだめで、ツマミ食い方式でやろう。
朝は肌寒いものの、岩場について日が高くなってくると同時に気温は上昇。Tシャツ一枚で十分。
随分予想を外した。
早速UP、周りを見渡して一番やさしい課題から、
ちなみにトポは、写真が載っているやつ。
ちなみにトポは、写真が載っているやつ。
1.【Chameau】2c
グレード対応表を印刷して持って行ったが、3(7~6級)以上しか乗ってないので2cは恐らく7~8級位だろう。OS
2.【Jarretelle】4b+(4が6~5級) FL
3.【Soda】4c FL
岩質は砂岩とのことだが、粒子が細かいからか、固く削れる感じがしない初めての感触。
下地は砂浜のようなので良好。ただ、兎に角砂がシューズの裏に付着する。離陸時には、十分
落とさないと怖い思いをする。クラッシュパッドでゴシゴシ。
地元のクライマーだろう、クラッシュパッドなしで離陸シートのみでやっていた。
ここからは一人で、
4.【Chimpanzee】5b(5~4級)高いが名前が面白いのでやってみた。
リップのガバ箇所を確かめての、ウッキー2撃RP
プチ移動
5.【La Fortune】 6a(4級)お買い得課題と勧められてのOS
6.【Droit】 6a スラブ、調子に乗ってやったら×
7.【La Dalle du Reveil-Matin】 4c やさしいはずなのに5mの高さで核心かよ~。
悩んだが、ここで怪我をするわけにはいかないのでプライドを捨て、ビビッて降りる。×
8.【Docteur Feu】 5a 少し被った低い課題、十分オブザベしてOS
9.【Sushi】 1b たまたま隣で見つけた今回最低グレード。スラブで10級ぐらいなんだろうな。
運動靴でOS、結局降り口と同じで、クライムダウン。
10.【Le Petit Surplomb(SD版)】5a FL ジムのようで登りやすかった。
11.【Bob le Flambeur(SD)】5a 嵌まりそうだったが、頑張ってRP
昼食のために、一旦カルフール(Carrefour)に戻り、パスタの形状+ソースの種類を指刺すだけのコミュニケーションでオーダーできるペンネ+ミートソースを食べる。
そして午後は、違うエリアに、
イサティ(ISATIS)
ここは松の森で、多少の起伏がある。
勿論、松ぼっくりも落ちているし、比較的日本に近い風景かも。
勿論、松ぼっくりも落ちているし、比較的日本に近い風景かも。
ISATIS(En BAS)を通り過ぎ、更に奥のエリアに向かう。
ISATIS(Cote)
二人の7a(1級)狙いの課題の横で、
12.【L’Angle d’attaque】 5a スパッと割れた綺麗な表面の垂壁、なんじゃこれ~離陸できず×
一人で、近辺を探索して
13.【Etrave】 4c 高めでカチ課題。リップがガバ確認後にOS
14.【Dubrovink】 3C+ OS
登ったはいいが、降りる場所で苦戦。二人にヘルプ誘導してもらい生還。
15.【Ummagumma】 4a 動画撮影+掃除と十分なオブザベの後にOS
更に奥へ移動
ISATIS(Est)
ここだけではないが、全体的に課題は垂壁、スラブ、ドッかぶりもあり、スローパ、カチ、ポケット、ピンチ・・・と一通りある。
特にカチは、岩の表面のみが変成したようなツルツルの硬質部分にある。
爬虫類の肌模様のような岩も結構見かける。なぜそうなっているかは、わからないが・・・。
16.【Coup Chaud】 4c RP
登ったはいいが、降り口がない。ここしかないという所にマットを置いてもらう。すいません!
登る前に降り口を確かめないと駄目だな。
登る前に降り口を確かめないと駄目だな。
17.【Anti-Gel】 5a+ RP
二段とか登っている二人が7a(1級)に苦戦しているところを見ると、日本の課題のグレードと比べては厳しめなのだろう。私は換算すると3~4級で苦戦していることになる。
大体ここでの自分の実力が判った。
加減がわからないが、明日も登るので少しセーブ。時差ボケも少し治ってきたかな。